Dominance&Submission

人物紹介

 

 

 

 

 

神取鷹久
 27歳
 佐伯エレクトロニクス・バイオロジカル&エネルギーコーポレーション通称セベク御影支社長。
 デヴァシステム開発プロジェクト最高責任者という肩書きはひとまず置いといて現在は単なる僚君大好きっ子。
 曲がりなりにも旧家の出なのでそれなりにブルジョワ。
 都心に程近いデザイナーズマンションの最上階、贅沢すぎる間取りの部屋に一人暮らし。
 主寝室がプレイルーム。そこには例のヒミツのクローゼットが。
 人にはおいそれと言えない性癖がある。僚とは良きパートナー。
 誰を相手にしても本気になれず、その為一人の人間と長続きしない。
 今まで一番長かったヒロミとも半年もたなかった。
 そんな時に僚と出逢う。僚は最高のパートナーであると同時に親友であり、恋人でもある。
 僚の困った顔、恥ずかしそうにしている顔を見るのが大好き。
・ピアノ、チェロを弾く。

 

桜井僚
 16歳
 聖エルミン学園2-4在籍。
 神取大好きっ子。
 身長はそこそこ、勉強も運動もそつなくこなす正統派の美少年。
 単なる憂さ晴らしでSMクラブのバイトを始め、時に無茶を強いられる事もあるが止めるきっかけもなくずるずると続けていた。
 ある時一番嫌いなタイプ(倉永重光)に好き勝手され、さすがに耐え切れず相手を殴り倒して逃げ出す。
 雨の路地裏で神取と出逢ったのはまさに運命。
 介抱してもらい、その優しさに惹かれるが、後に(出会い編参照で)神取と再会し淡い恋心は無残に打ち砕かれる。
 しかし、今まで相手をした人間とは全く違う接し方に戸惑いを隠せない。
 約束の時間が終わってみれば、身も心も神取に惹かれていましたとさ。
 神取には憎まれ口をきく事もあるが、礼儀正しい優しい子。
 二人きりの時は大胆なくせに結構恥ずかしがりやさん。
 恥じらいを忘れない。
 後で必ず神取にお仕置きされてしまうので須賀のおいたには頭を悩ませている。
・チェロ、ピアノ弾ける。

 

柏葉隆司
 25歳
 支社長付第一秘書。
 青学出のエリートで将来有望株。
 背も高くそこそこのハンサム(ちょっと体育会系)
 爽やかな笑顔と気さくな人柄で社内での人気も上々。
 支社長を大変尊敬しており、支社長に私用を頼まれても快く引き受けている。
(便利に使われているとも言えなくも無いが・・・)
 桜井君とも仲良しで弟のように思っている。
 ただ感性は至ってまともな為二人のあれこれに度々動揺し日々動悸息切れめまいが耐えない。
 心密かに三田さんに思いを寄せているが報われる日はたぶん無いだろう・・・。
 そして三田さん一筋の為実は社内の女子社員に大変人気があることを彼は知らない(哀れ)。

 

三田玲子
 26歳
 支社長付第二秘書。
 某大企業の社長令嬢で五カ国語(日、英、仏、独、中)を駆使する才媛。
 凛とした美貌に魅惑の脚線美(もちろん良いのは脚だけじゃないが)で社内外の男性の熱い視線を浴びまくり(ぷぷ)。
 その割におごったところが無く女性社員にも受けは良い。
 支社長に尊敬と憧れ(妄想がかなり入っているけど)を抱いているが狙っているわけではないので桜井君との事も暖かく見守っている。
 (つうか寄り添う二人はビジュアル的にかなりお気に入り)
 ようは支社長ファン(かなり重度)
 時には支社長を思うあまりに奇行に走ることも・・・。
 口癖は支社長を熱く見つめつつ「素敵っ……!」である。
 30歳になったら退職し許婚(某代議士の息子)とご結婚予定。
 ちなみに柏葉君の熱い視線にはまったく頓着していない。

 

高橋弥生
 22歳
 商品開発部企画課所属。
 明るく元気な新人さん。
 柏葉君にほのかな思いを寄せている。
 (と言うか社内プチストーカー)
 日々明るく元気に柏葉観察に勤しんでいる。
 (仕事しろよ)
 口癖は柱の影から「柏葉さん・・・」

 

田嶋課長(賢吾)
 34歳
 商品開発部企画課所属。
 高橋何某の上司で明るく元気な彼女に好意を持っている。
 一回り年下の彼女にときめく己に動揺中。
 (彼女の奇行に動揺しているのでは・・・)

 

田嶋美里
 享年24歳
 田嶋課長の亡き妻。
 元々身体が弱かった為祐美ちゃん出産後体調を崩してお亡くなりに・・・。
 (こういうのはお約束だから)

 

田嶋祐美
 7歳
 田嶋課長の愛娘。
 ちょっとおませな小学1年生。
 「パパったらダメねぇ」が口癖。
 (だからどうしたと言われるとあれなんですが)

 

須賀雅巳
 26歳
 日本有数の複合会社須賀エンタープライゼスの次男坊。
 支社長の母方のはとこ。
 兄の勝巳は会長職に退いた父に代わり若手のやり手社長で、雅巳自身はリゾート(当然ホテルも含まれる)部門の社長職に就いている。
 が、裏では趣味と実益を兼ねて妖しげな商売(SMクラブとか)をやっている。
 本業の関係で海外にもつてがあり色々なもの(合法、非合法取り混ぜて)を仕入れ支社長に親戚価格でご提供している。
 顔良しスタイル良しで金も地位もあることをフル活用して日々人生を謳歌中。
 男女関係なく気に入ったらすぐ手を出してみる節操無し。
 支社長とは悪友のような付き合いで、二人が親戚であることは極親しい人しか知らない。
 (故に裏のお店では二人の関係はオーナーと常連だと思われている)
 決まったパートナーをなかなか作らず、付き合ってもすぐ別れてしまう支社長が大変ご執心あそばしている桜井君に興味津々で(桜井君自体も大変好み)支社長の目を盗んでは桜井君にちょっかいを出す困った人。
 でも根はいい人なんだ(たぶん・・・)
 母親の妹の旦那の姉の次男坊で、取引先の会社の社長というご大層な肩書きを持ちながら、堅苦しい事は出来れば避けたいと経営は重役らに任せ、趣味と実益を兼ねたショットバーなぞを始めた。
・ピアノ、バイオリン得意。

 

ヒロミ
 19歳
 須賀の店の常連で支社長のパートナー遍歴の中では結構続いた方である。
 界隈の店(その手の店)ではそこそこ有名で彼とパートナーになりたい奴らは後を絶たない。
 己の魅力に多大な自信があり、支社長が桜井君に入れ揚げていることが大変気に入らない(あんなつまんない子のどこがいいのよ!きぃぃぃ って感じ)
 現在桜井君を陥れようと悪巧み中。
 (そしてあわよくば支社長のパートナーに返り咲こうと思っている)

 

倉永重光
 58歳
 須賀のお得意さんでお約束のぎっちゅな悪徳政治家さん(当然デブ)
 過去に桜井君に度を越えたおいたを働こうとして逃げられたことがある。
 桜井君に未練たらたらで、ヒロミと共謀して悪巧み中。

 


 

出会い
 
雨の日に接触。車でひきそうになり、初顔合わせ。
 病院に行きたくないと言う桜井君の意向に従い支社長宅へ。
 介抱後桜井君消える。
 探す柏葉、三田両人。
 見つけ出す。
 須賀さんに鷹久連れ出し依頼。
 再会。
 店に行き、出逢って、指名。
 で、運命の出会い。
 いざプレイ。
 変心。
 その場は別れるが、忘れられず、悩み抜いた末にパートナーになる事を決意。
 が、再会の日はまたしても雨。逢えるかどうかもわからないのに雨の中待っている内だんだんと自分がいかに馬鹿な事をしているか自覚し始める。
 もう帰ろうとした時再会。
 逃げようとして引き止められ、ポケットの中で握っていたピアスの小箱が路地に落ちる。
 拾い上げる神取。
 観念して説明する桜井。
 でも、やっぱり迷惑だろうからやめる、忘れてくれ。
 ところが、意外にもOKする。
 名刺を渡して、もし気が変わったなら、ここまで連絡するといい。
 名詞を受け取り、決心する桜井。神取のマンションへ。
 いざ貫通。
 なぜ神取んちに僚君用のファーストピアスがあるのかは不問で。
 この時の真剣な態度と優しさにまたも僚君メロメロ。

 出会い編はこんなところで。

 

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